その他
乗り物酔い
患者
10歳 男子
来院
2018年7月
症状
・乗り物酔い ・発作は起こらないが慢性的なせきが止まらない。
物心ついた時から乗り物が苦手、今回も自宅から当院までの約9㎞の道のりを
車で来るか電車で来るか迷うほど。
アレルギー、過敏症反応が出ている物質
●乗り物酔い – Motion Sickness 脾臓 胃 感情 驚き
・車酔い – Car Motion Sickness
・緩やかな運動 – Slow Movement
●感情ストレス – Emotional Stress
・取り残されている / 疎外されている / 孤立している / 冷遇されている – Left Out
●ムチン – Mucin
●イエダニ – Dust Mites
●真菌 – Fungus
●ネコ – Cats
●化粧品の成分 – Cosmetic Components
※赤字は治療により反応がなくなった物質
治療後
1回目
車酔いも帰りに車に乗り込む時点で「匂いが違う」と雰囲気の違いがわかり
自宅に帰る道中、帰ってからも変化なし、症状は消失。
慢性的なせきは治療後 10→1でほとんど気にならない本人も「止まった!」と
自覚あり。
考察
特急電車や新幹線は苦手、急行、普通は気分が悪くならないというところから、
おそらく「緩やかなふわふわしたような動き」に過敏反応を
起こしていることが予想できたのでお母さんには「急ブレーキ、急発進」を心がけて
来院するようにアドバイス。お母さんもびっくりするほど問題なく来院できた。
この場合は丁寧は運転をするほど緩やかな動きをすることにより症状は悪化する。
慢性的な咳は生体物質であるムチンが関与していたと考えられる。
一度の治療でほとんど症状はなくなったが真菌、猫に反応があるためできれば
もう一度治療することをお勧めするが以前に比べれば劇的に症状が改善されている
ため本人や家族が必要を感じなければこのままでも問題はない。